民主党の公約の目玉の一つ、「子ども手当て」。具体的にはまだ何も決まってはいない段階ですが、「うちの家計にはどう影響するの?」と、関心を持っている人が多いようです。そこで、2009年9月現在の情報をもとに、シミュレーションを行いました。
実は、子どものいる家庭だけでなく、子どものいない家庭の手取り収入にも影響が出そうなのです。
INDEX
■子ども手当てと、税制改正……P1
・子ども手当ての内容(あくまでも未確定)
・税制の変更点(あくまでも未確定)
■手取りの増減 シミュレーション……
P2
現段階の情報
現段階でわかっている情報を整理してみましょう。ただし、いずれも決定事項ではありません。こういう方向で検討される予定、という段階です。
■子ども手当ての内容
・中学生以下の子ども1人につき、月額2万6,000円を支給。
・2010年6月頃の開始を目指す。
・2010年は、半額支給(月額1万3,000円)。
・現在の児童手当は廃止される。
■税制改正(子ども手当ての財源確保)
・所得税の配偶者控除(38万円)を廃止する
・所得税の扶養控除(38万円)を廃止する
・特定扶養控除(63万円。16歳〜22歳の子の扶養控除)や、老人扶養控除(58万円など。高齢の両親などの扶養控除)は現状のまま。
・住民税の配偶者控除や扶養控除は現状のまま。
■その他、民主党の政策(決定事項ではない)
・補正予算の執行を停止する方針のため、自公連立政権で決まった「子育て応援特別手当」(1回限りの給付)は中止されるかも?!
・出産育児一時金の金額アップ、保育サービスの拡充など、子ども関連では手当て以外にもさまざまな施策が考えられている。
・公的年金等控除の拡大、老年者控除の復活など、年金需給世帯の税負担を軽減する方針。
年収と子どもの人数で、家計の変化をシミュレーションしてみました。
次ページで紹介します。