文章:志田 玲子(All About「よくわかる時事問題」旧ガイド)
9月18日、鳩山新政権が、「脱・官僚政治」の目玉政策として、「国家戦略局」を新設しました。そこで、国家戦略局ってどんな組織? その組織体制や、任務を探ってみると……
鳩山新政権の目玉機関が、早々と発足
「脱・官僚政治」を掲げる鳩山新政権が、目玉政策として掲げているのが、新設された「国家戦略局(当初は国家戦略室)」です。国家戦略局は、官邸機能の強化=政治主導のために設置される内閣総理大臣直属の機関。30人規模の体制が想定されており、スタッフには、官民双方から優秀な人材を登用。具体的には、10人程度の国会議員が、常勤の局員として入るほか、中央官庁の官僚、地方自治体の代表、民間の有識者など、多彩なメンバーで構成される予定です。
トップは、薬害エイズ問題で名をはせた菅大臣
そして、そのトップに君臨する担当大臣が、副総理も兼務する菅直人氏。菅氏といえば、かつての厚生大臣時代に、薬害エイズの問題を巡り、情報隠蔽に走る厚生官僚と、真っ向対決。官僚が、「ない」と言い続けた関連資料のファイル29冊を「発見」した立役者です。その実績が買われたのか、内閣の重要ポストを射止めました。ただ、いかんせん新しい組織だけに、メンバー構成や組織体制などの具体像は未定。菅氏自身も、組織を「一から作り上げなければならない」と漏らしており、今後の組織づくりの動向に要注目……。
さて、国家戦略局の組織体制がわかったところで、次に、その任務や政策決定での役割を探ってみると……
[an error occurred while processing this directive]